ブログ 381

日々考えたことや行ったことを日記感覚で書き綴っていこうと思います。

mono-rail

先日、大阪で震災がありました。
AM7:58という通勤ラッシュ時に地震が発生しました。
地震直後から関西圏の交通機関は全て停止し、人々は身動きの取れない状況となりました。
その日は職場が停電で閉鎖となったため、地下鉄が緊急停止した駅から自宅まで、徒歩で3時間かけて帰宅しました。

翌日以降も地震の影響は続きました。
モノレールが復旧出来ない状態が続き、バス、タクシー、徒歩などで
時間と労力をかけて通勤しなければなりませんでした。
結局、全線復旧したのは、1週間後のことでした。

大阪モノレール職員の方々には大変なご苦労があったと思います。
モノレールの点検車両は、一般車両と同じ軌道を使用するため、
地震発生時に停止した一般車両が妨げとなり、時間がかかるそうです。
つまり、一般車両のあるところまでを点検したらバックして、一般車両を車庫に入れて
続きを行う、これを繰り返えすそうです。(緊急停止した車両は18台)

モノレールは構造上、耐震性能は決して高くないはずですが、
これほどの大地震がありながら、よく大事故に至らなかったなと思います。
地震発生時に乗車していた方の話によると、揺れがかなり激しく、車両ごと落下するのではという恐怖を感じたそうです。
大阪高速鉄道のホームページによると、平成9~26年にかけて、
マグニチュード7級の地震に対して必要な耐震性を確保する対策を行っていたようです。
阪神大震災を教訓に震災に対する備えが出来ていた訳です。
過去の経験を生かして、具体的な対策を打っておくことが、いかに大切かを感じさせられます。

空港アクセスと大阪北部エリアをカバーする役割を担っている大阪モノレール
今後も安全で便利な交通機関であり続けて欲しいと願います。